今回も良い自己啓発本を見つけました!
その本とは、「図解 コンサル一年目が学ぶこと」です。
現在(2024/5/6)Amazon Prime を契約している方は、Prime Reading で読めちゃいますの!
こちらの本は、筆者が業界問わず活躍されているコンサルティング会社出身の方々からヒアリングした内容に基づいていており、「職業・業界を問わず、何十年も生き続ける普遍的な役立つスキルを身につける」がコンセプトの本でした。
経験豊富な有識者の経験に基づいた知見が凝縮されていて、かつ"普遍的に役立つ"....それは読まないと!と思い読み始めました。
本書を読んでみて、よく耳にする内容もありましたが、「CHAPTER 2 コンサル流思考術」や「CHAPTER 4 プロフェッショナル・ビジネスマインド」では物事を解決するための重要情報がたくさんあり、自身の考えを再考しなければと!思わせる内容がたくさんありました。
本書でのピックアップポイント
考え方を考える
「まずは考え方を考える」つまり、「どのように考えたら答えがでるのか、その道筋(全体像)をまず考える」ことが重要である。
ロジックツリー
ロジックツリーは、問題をツリー状に分解・整理し、(数値分析なども加えて)、その原因や解決策を探すための手法です。
利点
- 一生使える
- 全体が俯瞰できるようになる
- 捨てる能力が身につく
- 意思決定のスピードが上がる
事実と意見をきちんと分ける
雲雨傘をつかって事実と解釈とアクションを区別する理論である。
(事実)空をみると雲がでている
(解釈)曇っているから、雨が降りそうだ
(アクション)雨が降りそうだから、傘を持っていく
文章を書くときは、「事実」、「私の解釈」、「推奨アクション」といったことを意識して作成すると、構造化された文章がかける。
仮説思考
リサーチは、仮説に対して検証を提示するもので、目的も仮説もなく単にリサーチだけを行っても意味がない。
仮説=>検証=>フィードバックというサイクルを使うことで、問題の本質に効率よく迫ることができる。
最後に
この本はすごく有用だな感じる一方で、ふと、この仕事術や思考が役立てる環境(職場)はどれくらいあるんだろう...という思いが脳裏に浮かんできました。私自身、そういう仕事だけにフォーカスされたロジカルに仕事ができる職場はあまり見てこなかったので、仕事に置かれている状況や環境ってすごく大事だなぁと思ったりしました。(そんな世界もあったのか...